名越切通・まんだら堂回廊 歴史を感じながら歩く回廊
- 所要時間
- 約1時間30分
- 主な交通手段
- 徒歩
Start
JR逗子駅東口
徒歩で約25分
①岩殿(がんでん)寺
坂東三十三観音札所の第二番。『吾妻鏡』(あずまかがみ)に源氏三代の参拝記録がある山間の静かなお寺です。山門左には、逗子に在住し、しばしば寺を訪れた泉鏡花の句碑があります。6月頃、アジサイの見頃を迎えます。
●逗子景勝10選
徒歩で約15分
②名越(なごえ)緑地
徒歩で約10分
③法性(ほっしょう)寺
徒歩で約15分
④大切岸(おおきりぎし)
高さ3~10m、長さ800m以上に及ぶ切り立った崖が続く所
です。近年、14世紀ごろの大規模な石切場の跡であることが
判りました。
徒歩で約27分
⑤まんだら堂やぐら群
13世紀後半から16世紀までの納骨・供養のための場所で、「やぐら」と呼ばれています。春、秋に期間限定で公開されます。
★逗子市景観資産
徒歩で約14分
名越切通
中世鎌倉の雰囲気漂う古道。防御機構や様々な史跡が残る名越切通し
治承4年(1180年)に源頼朝が居を構えた鎌倉は、南方を海に、それ以外の三方を丘陵に囲まれた要害の地でした。そのため、陸路を鎌倉に入ろうとすると、その多くは細くて急な尾根越えの山道か、危険な波打際の崖下の道であったと思われます(古代の「古東海道」がこの地域を通っていたと考えられますが、具体的なルート等は明らかになっていません)。13世紀前半、執権北条氏の権勢が確立する頃になると、鎌倉も政治経済の拠点として発展しますが、頻繁となる物資や人々の往来にとって、それまでの交通路はおおきな妨げとなりました。その難渋を除くため、都市の基盤整備の一環として、後に「鎌倉七口」などと呼ばれる切通路が開削されたと考えられます。名越切通は、鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路の一つです。周辺には、切通の防衛にも関係すると考えられる平場や切岸、やぐらや火葬跡など葬送に関する遺構も多く分布していて、中世都市の周縁の歴史的景観を良く残しています。昭和41年(1966年)に国史跡に指定されました(昭和56、58、平成20、21年に追加指定)。
徒歩で約7分
バス停 亀が岡団地北
※さらに歩いて、披露山公園へ(約30分)
Goal